アレルギー専門医と建築社会学者の立場から
健康快適住宅「いやしろの住まい」は、アレルギー専門医と建築社会学者の先生方からも推奨されております。
丸山 修寛 先生
モットーは、「自分だけの喜びはどんなにガンバってもたかが一人分。他人も幸せにすれば喜びも自分の分も+人数分になる。そうすれば無限大まで喜べる。」1998年丸山アレルギークリニックを開院。現代医学、漢方医学、代替医療などを組み合わせた治療方針。住環境が病気の原因になっていることから病気にならない家づくりを提唱し、特にアレルギーやアトピー治療に関して実績多数。
家そのものが病気の原因であったり、家が病気をなおりにくくしているという事は、ご存知ですか?
私が日常診察で見ている人たちの中で、治りにくいアトピー性皮膚炎や慢性関節リウマチ・不眠症・
自律神経失調症の方のほとんどが、シックハウスによるものです。
本来なら家は疲れた体を癒し、明日への英気を養う場所であるはずですが、それどころか
病気の原因になってしまっているのです。私の家は一流メーカーといわれるところで建てましたが、
毎日のように私が頭痛に襲われ、妻が頭痛と不眠に悩まされ、鎮痛剤を欠かすことが
出来ない毎日でした。医者の私が自分で脳や血液検査をしても、原因がはっきりぜす、
そしてある時これがシックハウスというものではないかと気付いたのです。
そしてすぐにシックハウス対策をすると、たった一日で頭痛や不眠が消えてしまいました。
これには実に驚きました。そして、私のクリニックに通う同様の症状をもつ
患者さんの原因を調べたところ、半数以上の人がシックハウスによるものだったのです。
それからアトピー患者さん、リウマチ患者さん、不眠患者さん、現代医学でも治せない病も、
住環境を改善しただけで症状そのものが消失したり改善したりすることが分かってきたのです。
そこで、どの様な住宅にすれば良いかをいろいろ考えていく途中で、『いやしろの住まい』の
ソネケンさんの家に偶然というか、必然というか出会うことが出来ました。
ちょうど一緒に出かけていた妻とソネケンさんのモデルハウスに入ったとたん、
妻も頭の重いのがとれてしまい、求めていたものはこの家だと思わず二人でにんまり。
そしてモデルハウスに足しげく通い、なぜこの家がいいのかを調べていくと、
電磁波や化学物質によるシックハウスに対する対策はもちろんのこと、
人を元気にするムク材や漆喰の壁を用いているのです。
それだけでなく、その土地自体のエネルギーまで改善させる方法をとっているのです。
その他、最高レベルの木酢液をシロアリ対策に使うなど、人に優しい家づくりが
随所に施されているのです。これらのことが総合的に作用し、癒しの家となっているのです。
「いやしろの住まい」という看板はだてじゃないです。
樫野 紀元 先生
建建築社会学者。工学博士。1級建築士。 東京大学大学院修了後、建設省入省。先端技術研究官、建設経済研究室長、研究部長を経て、大学教授、NPO理事長などを歴任。理塾(新論語研究会)代表。 著作は『快適すまいの感性学』『日本の住宅を救え』『建築家になろう』『ピーワンちゃんの寺子屋』など多数。日本建築学会賞、建設大臣表彰、科学技術長官賞などを受賞。
「住む人に良い影響を与えないなら、家を造る必要は無い」と言いました。
家は私たちが人生の大半をすごすところです。家はゆったりくつろぎ、
いやされ、英気を蓄える場所でなければなりません。これが「本物の家」です。
その「本物の家」を造るために、特にお金がかかるということはありません。
近年、工事の効率を高め建築コストを低減するために現場で組み立てやすくした新建材を多用し、
室内を必要以上に密閉するつくりにして新鮮な外気を入れにくくし、
どの部屋にも空調機器を取り付ける家が増えました。
新建材をはじめ塗料や接着剤には、私たちの健康を害するVOC(有機化学物質)が
多く含まれているものがあります。それらを多用した室内には、大量のVOCが放散します。
電子レンジやエアコン、テレビ、ラジオなどの家電製品には、
私たちの身体に有害な電磁波を出すものがあります。
家は高い買い物です。それが健康を害するものであってはなりません。
私たちは、自然の風に触れ、自然の光を浴び、鳥の声やせせらぎの声を聴くと、
とても気分がよくなります。自然素材に触れると、温かさを感じ、ほっとした気分になります。
部屋がある程度広いと、せいせいします。
ものの配慮がよく使い勝手が良いと、ストレスがたまりません。
また良い「気」がただよう家は、住む人に尽きぬ活力を与えます。
そうした原点に帰った家は、私たちに真の健康と活力、
心の豊かさと魂の喜びをもたらします。そして、それが「本物の家」なのです。
この「本物の家」造りの基本について、また良い「気」を取り込む基本について、
そして誠実に設計し工事する業者の見分け方について、
“いやし健康増進住宅研究会”で大学と産業界が連携して検討しました。
~書籍「本物の住まい」より抜粋~