住環境と健康関係の研究を開始するまで
私たちは40年以上にわたり、住宅会社、 特に地場工務店経営支援を業務としてきました。 1990年代にはシックハウスが話題となり、住宅環境に由来する様々な問題が明らかになり、 また、喘息やアトピー、アレルギー等環境病ともいわれるような疾患が増加を続けていました。 研究会立ち上げのきっかけは、そのような状況において、広島のある邸宅で、設計の勉強会を開催させていただいたことにありました。


思うようにいかない経験から新技術の導入
研究会では、全国にあるさまざまな先進技術の探求を続け、そこで出会った室内環境の化学物質を抗酸化力で改善する技術(抗酸化吹付の元となる技術)を、実邸で検証を重ねたうえで導入に踏み切りました。 その結果、化学物質の減衰効果、高い抗酸化効果を発揮することができるようになりました。そのため、完成後の測定(化学物質・イオンバランス等)をルール化し、会員工務店に実践していただきました。その多くは良好な内容だったのですが、一部地域でどうしても思うほどの測定結果を表せない事例が出てきました。 例えば、自然素材を100%使っても、測定をしてみると人間にとって良好な環境とは言えないような事例。 同じ建材、同じ施工をしても、建てる場所によって異なる環境になってしまう事例。 原因は何か・・・を研究した結果、 住宅は、もともと建築する土地環境にも影響を受けるという結論にたどり着きました。

電磁波対策
土地環境、建物基礎、そして室内の3種の環境改善対策として「いやしろの住まい」は確立。その後、「抗酸化吹付工法」の効果をより高める技法として「ReN」を開発・導入するなど、改善をつづけました。




良い家の答えは一つではない
本来、住宅は地域に密着した工務店が「個性」を活かしつつ、地域の特性とお客様のニーズを踏まえベストの住環境をつくることが理想的です。地域により債のある気候条件や生活を踏まえる必要があり、私たちは素材や工法を過度に縛り、「個性」を失わせることはありません。 わたしたちの採用している技術はすべて、どんな住宅にでも簡単に採用することができます。また、既存物件でも、戸建てでなくとも、住宅でなくとも環境改善することができることが大きな特徴です。 会員工務店が培ってきた工法、技術、素材、それに加えより健康的で良い住環境を創るためのプラスアルファとして、いやしろの住まいの技術を供与をしています。 現在、全国でこの技術を使ったいやしろの住まいは5500棟ほど建築されています。






