11月16日(水)に第3回『医食住健康フォーラム』を開催いたしました

いやし健康増進住宅研究会(運営会社:日菱企画会社)は11月16日(水)に第3回『医食住健康フォーラム』を開催いたしました。専門家、つくり手、住まい手が一堂に会し、健康と住環境に対する提言を行い盛況のうちに終了いたしました。

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少子高齢化に加え、増え続ける”不健康”と”莫大な社会保障費”。健康がますます求められている今、知らずに”病気になる家”をいつまでつくり続けるのか?そしてどのような住まいが望まれるのか、健康住宅の真実について住まい手の声、実践企業の声、そして専門家によるそれぞれの分野の実体験や最新取組み事例に基づき、それぞれの専門分野から『なぜ住まいで病気になるのか』そして『住環境で健康を守り、さらに増進する方法』について発表、あるべき方向性を探りました。

最初の基調講演では、いやし健康増進住宅研究会代表の長井智史より「家が原因で病気になっている現実と、家づくりにおいて配慮すべきこと」を発表いたしました。住宅会社が今の病気が増加している7割の責任を負っている、その現実をデータを踏まえて紹介、健康に関わる住宅の課題と解決法について話をいたしました。

次に、建築社会学者の樫野紀元先生より、法則や原理原則に違わない住まいが結果として人の健康を育むという観点から、建築上の重要なポイント、それを対応分析により証明したデータのご紹介をいただきました。その後、樫野先生にもご参画いただき、住まい手の声として3名の住まい手ゲストをお招きしての座談会を行いました。各家庭で健康上問題を抱えている中で、住まいを変えることで劇的改善した事例、その結果どのような暮らしがもたらされたか、また住まい手として住まいに求めていることを、実体験を絡めお話いただきました。
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さらに、実践企業様の声として、健康住宅に取り組んでいる先進3社の代表にお越しいただき、健康住宅に取り組むようになった理由、結果としてお客様の喜びが変わり、社員そして会社にとってどのようなメリットがあったのか、また健康と住まいの関連性に対する一般的認知がまだまだ不足している中で課題と解決方法について議論を進めました。
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そして、特別ゲストとして丸山アレルギークリニック丸山修寛先生をお迎えし、住まいから人を元気にする方法として電磁波対策を中心に、そして今の人はどのような住まいを求めているか、私たち住まい手にもっとユーザー目線が必要であること、そして日本古来の高度な文明を解析しそれを住まいにどのように活かすかという先生の最新研究テーマまで、幅広くお話いただきました。
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各ゲストの実体験や最新取り組み事例、そして専門家の知見を合わせ、これからの住まいづくりの可能性、課題などについて活発な議論が行われ、さらに住まいから健康を徹底追及する必要性を共有し6時間余りにわたるフォーラムは閉会いたしました。
本フォーラムでは、身体だけでなく、心、そして脳の健康が大きく住まいと関わっていることが明確になりました。住まいのつくり手が、住まい手の健康に対する責任の大きさを認識し本当に求められる健康住宅を提供し、国民の健康改善を通じ世の中をより良いものにしていくために、より積極的に普及推進活動に取り組んでまいります。

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