健康に対する考え方の変化

住環境が与える影響
住まいの環境が心身に与える影響は大変大きく、「食」と並び影響を与えている現実があります。 以前、食育の専門家であった菅原明子先生は、食事を改善することで病気治癒に貢献してきたものの、それだけで増え続ける病気に対処しきれないというジレンマの中で、住宅環境に着眼されました。 以前、先生より「今の病気が増え続けている責任の7割は住宅会社が負っています」というお話を頂いたことは、それを端的に現しています。 まず、日々の多くを過ごすことになる住まいの「空気」について考えてみましょう。 私たちは、ひと時も空気を欠かすことができませんが、1日あたり、どのくらい身体に取り入れているかご存知ですか? 重さに換算すると15~20kg! 1日に15~20kgの空気を摂取する一方で、食事や水は1日あたり3~5kgといわれています。 要するに、人が1日に身体に取り入れているものの80%以上が空気である、という計算になります。 さらに、子供は体重1kgあたりで比較すると大人の倍の空気を吸っていると言われています。
>> 2)10人に1人以上は化学物質による健康不良を抱えています








